第一話  動機



 

私のは週一回、習い事に通っています。

先日その習い事から帰ってきて、突然こんな事を言い出しました。

妻:「私、自転車の大会に出たいんだけど」

私:「はぁ〜?」

詳しく聞いてみると、習い事の教室で知り合った友達が自転車好きらしく「一緒に出てみない?」と誘われたようです。教室の教師陣にも自転車が趣味の方もいるようで、その方々も一緒に参加するとか。

妻が出たいという大会は「バイシクルライド2005イン東京」というもので、約22kmの都内の一般道をゆっくり走るサイクリングです。

    

東京湾から江戸城まで、水路がめぐっていた東京。
下町情緒の残る東京の水辺を自転車でたどります。
休日の東京をチャリティライドで走りませんか。

参加料の50%は難病の子供たちの夢を叶える
ボランティア団体MAWJへ寄付され、
参加することがボランティア活動になります。

(サイトより抜粋)
 
スピードを争う競技会ではなかった・・・。ホッとしました(笑

参加する自転車の車種に制限はないのですが、一緒に参加する友達や教師陣はなかなかの自転車愛好家らしい。

妻が乗っている自転車は、ギアなしでカゴがベコベコ変形した"ママチャリ"。カゴさえ替えればみすぼらしくないので、それで出ればいいと最初は思ったんですが・・・

「私の妻ならばスタイリッシュであって欲しい!」

と思うのと、新しいことに挑戦する妻を応援する意味でサイクリング用自転車をプレゼントすることにしました。そこでさっそくオークションを物色。自転車選びの基準は下記の通り。

1.ギア付き(前後で20段以上あっても使いこなせるわけがないので、6段程度でオッケー)
2.クロスバイク型のデザイン(コンフォート系クロスバイク?っていうんでしょうか)
3.泥除け付き(雨天でも乗れるのと、上着が擦れないように)
4.チェーンカバー付き(ドジってパンツのすそを挟まないように)
5.色がかわいい(バリバリの自転車乗りっぽくないデザイン)
6.アルミフレーム(軽いほうが楽なので)

以上6点を選考基準に探した結果、かなり理想に近いものがありました。

    

残念ながらアルミフレームでは
ありませんが、安物の自転車の
アルミフレームはたいして軽く
ないので・・・
中国あたりで作られたモノなので一流品ではありませんが、どれほど続くかわからない趣味の最初の一台としては充分ではないでしょうか。

さっそく落札して到着待ち。その他にもサイクリング仕様にするための小物も購入しました。次章、届いた自転車の紹介と小物類の取り付けの様子を紹介します。

 


 

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