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ドラムブレーキ - どらむぶれーき

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どらむぶれーき

-ホイールに固定された[[ブレーキドラム]]と呼ばれる円筒に、ライニング材が張られた[[ブレーキシュー]]を押しつける事によって制動する装置。
-機械式と油圧式の両方が存在する。ベスパの場合、COSAのみが油圧式ドラムブレーキを採用しており、ほかはすべて機械式ドラムブレーキである。
-一般的には、低速走行時の制動にはドラムブレーキが有効とされ、高速走行時の制動には[[ディスクブレーキ]]が有効とされる。その理由は・・・
--有効面積が大きい―制動に必要な摩擦力を確保することがたやすいが、ライニングの大きさがそれなりにあることから摩擦熱が逃げにくい。
--機構的倍力効果―機構的に入力以上の摩擦力を発生することがあるが、ライニングの局所[[フェード現象]]によってその効果は不安定である。
--摩擦面が露出していない構造―異物による破壊リスクが激減するが、熱が機構上外へ抜けにくいので、フェードなどの熱障害を避けられない。

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