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一次減速 - いちじげんそく

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いちじげんそく

-クランク軸左側の''小歯車''とクラスターギヤ軸上のクラッチハウジングと一体になっている''大歯車''とで構成される減速機構。
-ベスパはここ以外で恒久的に減速する部分が無いため、「チェーン駆動のスプロケットと同じ役割」と扱われる。
-この歯車を変更し[[減速比]]を変更することで、回転数−速度の関係が変更できる。
-75cc以上のボアアップなどで強烈にパワーアップした際には、この変更は必須となる。
-交換には[[クランクケース]]を割る必要があり、ある程度の知識と技術が必要。
-50Sの[[ボアアップ]]の際、お手軽に減速比が変えられる「[[ピナスコ一次減速]]ギア」というものがある。これは小さいほうの歯車(14枚)を16枚に変更するパーツで、クランクを割らずに交換が可能。
-[[50S]]純正および社外品の一部に、直歯車(スパーギヤ)を用いたギヤセットがあるが、噛合い音が大きい。

-減速比についての考察を行ったサイトを以下に記す。 
-- http://vespa.fool.jp/hun68.htm
-- http://www7.ocn.ne.jp/~riviera/newpage219.htm