第二章 ベスパ到着


 

 

落札から10日後の11月某日午後8時、ついに待ちに待ったベスパがやって来ました。

配送業者との納車時の手続きをさっさと済ませ、まずは明るいところで、車体のチェックです。当時住んでいたマンションには照明付きガレージがあり、契約車もいないようだったのでさっそくそこを借りてチェックです。


フロント周りOK。シートOK。左リアフェンダー・・・・・・・
ん?

 

そこには、激しく転倒し擦った跡があります。しかもその塗装のはげた部分は、周りの塗装とは明らかに違う自家塗装で、黒く塗られています。

 

かなり醜いリアフェンダーの傷
擦った跡をパテで盛って再塗装したようです
 

右リアフェンダーにいたっては、転倒した衝撃でフェンダー自体が変形し、エンジンフラップがほとんど無理やり取り付けられています。エンジンフラップを普通に取り外そうとしても、フラップのレバーがボディーに干渉して回りません。

 

その時、頭に浮かんだのはあの商品説明です。

 

「ボディーに傷はありますが、大きなダメージはありません。」

 

うーん、まぁ傷の状態の判断なんて個人差あるし、質問しなかったこちらも悪いし、走行には問題なさそうなのでまあいっか(今思えば非常に危険な判断)と思い、ボディーチェックを終えました。尚、そのほかの部分は、傷がいった部分以外にサビはなく、全体の程度としては合格点でした。

 

次はエンジン周りです。キャブ不調とのことなので、後でオーバーホールするとして、ガソリンタンクです。

 

懐中電灯で中を照らしみて見ると・・・・・キレイな赤茶色の液体がほぼ満タン・・・・・

 

「なっ・・・なんじゃこりゃぁ!!(松田優作風)」

 

タンクの中をよく見ると、壁一面サビだらけ。当時の自分にとっては信じられない出来事でした。

 

これはすんなり動かないと思い、その日の作業を終えたのでした。

 

 

  


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