engine lubricants
- ベスパのエンジンオイルは全てのモデルがエンジン以外を潤滑しない。
- 2サイクルエンジンの場合(全てのハンドチェンジ車、PKのAT車、ET2、LX50)
クランクケースやピストン、コンロッド、ジャーナルベアリングなどの密閉系を潤滑する。最期は燃焼して排出される。
- スモールボディ・Pまでのラージボディは、ガソリンと2サイクルオイルとを定められた比率で混合(混合給油)して使う。
- ピストンバルブ系は20:1、ロータリーバルブ系は50:1と定められている。
理由はコンロッド大端部が直接吸気ガスに触れられるか否かのことらしい。
確かにロータックスエンジンのチェーンソーはピストンバルブなので25:1を推奨しており、国産農林機器メーカーであるゼノア社の混合済みガソリン「ビッグバンガソリン」は40:1である。
- ピストンリードバルブ仕様に変更する改造があるが、それにはピストンバルブの混合比を適用する。
- その他PKの中期モデル以降、PX以降のラージボディはオイルミキサーという機構により分離給油を実現している。
- 銘柄は分離給油の場合やヘビーな改造を施している場合は特にこだわるべきであるが、純正指定オイル(ベスパペンゾイル)に携帯便利以外の利点が見当たらない。
- 4サイクルのエンジンの場合(ET4、LX、GTシリーズ)は燃やさないオイルのため、一定の時期が来たら交換する。俗にモーターオイルと呼ばれる自動車用エンジンオイルで良いが、粘度が重要。
−みんなのお気に入りオイル−
- 広島高潤・フォーミュラ2、ひましじゃけん
- エーゼット・混合専用オイル
- スズキ純正・CCIS
- マロッシ純正