第百五章  チャンバー脱落の原因は




前章で脱落原因を書いてなかったので軽くご報告。

原因は全てにあるです。ハイ。

  

ステーが外れたまま走行し
無残にもフランジが外れた
エキパイの取付け部。

10年以上前に購入・加工したチャンバーだったので記憶が定かではないんですが、下の写真のステーを見るとわかると思うんですが、ステーの棒が異様に短い。長さは半分以下です。

  

ステーの長さが通常の半分以下。

ボルトでガッチリ固定するので
この長さでも大丈夫だと思ったん
ですが。

ダメでした・・・。

切り口の断面見るとどうも素人仕事なんで、恐らく当時乗ってたベスパに取り付けられなくて、自ら切ったんでしょう。結果として差込みが甘くなり、振動で外れ脱落となったわけです。

ベスパのチャンバーで国内製は、私が知る限り「ウインドジャマーズ」製のみ。その他はおそらく全て輸入品。同車種用のパーツを購入しても、全く無加工で「ポン付け」ということはです。

仮組みしてなんとなくオッケーなので、多少強引に取り付けたら壊れた。って話も聞きます。

だいぶ前に一次減速交換したときも、バスケットが歪んでてそのまま取り付けるのは不可能でした。運良く組む前にわかって難なく加工し取り付けられましたが、車体に組んでからの加工はえらく苦労するとこでした。

基本的なことなのかもしれませんが、ベスパいじるからには、仮組みと多少の加工は必須です。しかし付かないからって強引な加工は、今回のような失敗を誘発します。私のように・・・。

さてフランジが折れて、このままでは取り付け不可となってしまった「ジャネ〜リ」のチャンバーですが、捨てるのは惜しいのでこのまま保管して、いずれフランジを溶接してもらって再利用。といきたいところです。



 

  


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