第百六章  キャブレタートラブル




チャンバー脱落で再び必要になったキャブセッティング。しかしその前にもちょっとしたトラブルが。

第102章でポートを削ったあとの出来事です。エンジンばらしたついでにキャブもオーバーホール。といってもしょっちゅうバラしてたんで、特に汚れもなかったのですが、これがになった。

なんとも理由はわからないままに、全く吹け上がらず最高速度55km。症状からすると異常に濃い状態。プラグもあっという間に真っ黒に。さっぱり理由がわからないままナリワークスへ。

ポートに穴開けた直後だったんで「もしかしてそれが原因?」とも思ったんですが、試しにハンナさんのキャブを取り付けてみたら、フィーリングは良い感じ。

結局その日は原因がわからず、ハンナさんにトランポで送ってもらった。

家に帰り、理由をひたすら考える・・・考える・・・考える。

しかしさっぱり・・・。というわけで再びキャブをバラしてみると、あるはずのパーツが付いてない。

  

そのパーツとは、メインジェット
との間に挟むワッシャー。

結局見つからず新規購入。

それにしても高っ!

   

取り付け完了。

これがなくて油面が変わり
濃くなったと思われる。

写真にカーソルを当てると
ワッシャーなしの写真に
変わります。

とまぁ単なるドジ話。ってことなんですが、このキャブは中古で購入したもので、実は付属品が欠品していた。

私はパーツリストを見て欠品がないか確認して気づいたわけですが、中古購入の時は状態確認以上に、欠品確認を自ら行わないと危険ですね。

致命的な欠品があったら、いくらセッティング出そうとがんばったって、奇跡が起きないと出ませんから。


 

  


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