第百二十八章  センタースタンド交換




PKフォーク装着で車高が上がったため、スタンドの掛かりが悪くなった。

これは装着前からわかっていたことで、フォークの加工をお願いしたお知り合いの鉄工所に、あらかじめ加工をお願いしていた。(といっても言われて思い出したんですがね(笑)

    

これが延長加工していただいた
センタースタンド。

    

延長部分はこんな感じ。

しっかり蓋がされている。

これがないとスタンドゴムの底が
すぐに抜けてしまう。

いつもながらの繊細な加工に関心。

そして感謝!

どれだけ延長するか。ってことにはかなり気を使った。通常スタンドゴムが減っていない状態では、スタンドを掛けると前輪は2〜3センチ程度浮く。

しかし、これではちょっとイケてない

前輪がギリギリ浮いている(もしくは僅かに接地)というのがスタイリング的にはもっとも美しいのではないか?という意見により、延長する長さは2センチに決定。

ではさっそく取り付け。といきたいのですが、旧車風 にしたかったため、スタンドをシルバーに塗装することに。

    

用意したアクリルスプレー缶。

色は普通のシルバー。

本来なら下地均してサフ吹いて上塗り。なんですが・・・。すぐに傷つくし下地もそこそこ出来上がっているのでそのまま吹いた。この辺は手を抜く性格。

    

クリーニング屋で貰うハンガーを
加工して吊るして塗装。

そしてこのまま洗濯物と一緒に
乾燥。

夏場の強い日差しのおかげか、約半日ほどで乾燥。シルバー色で細かい粉末が含まれるため、表面は若干ザラついている。このままだと爪で思いっきり引っかくと塗装が剥げそう。

ということで塗装保護のためクリヤーを吹く。クリヤーは耐熱用しか持ってないんですが、とりあえずそれを使ってみた。

    

クリヤー塗装後の状態。

表面のザラつきはなくなった。

吹かないよりはだいぶマシだと
思われる。

新品のスタンドブーツも履かせ
準備完了。

いよいよ交換ですが一発ジャッキがあれば簡単。スタンドを立てた状態でジャッキアップできます。そしてフロアの4本のボルトを抜けば、スタンドは外せる。

    

スタンドが外れたところで、
比較のため重ねてみた。

2cmちょっとの違い。

私の場合サイドスタンドもついていて、若干手こずりましたがそれでも約20分で交換完了。スプリングを引っ掛けるのに苦労するんですが、今回はスプリングフックを使用し、あっさり完了。

    

で、これが交換後。

前輪の浮き具合は絶妙!
悩んだ甲斐がありました。

    

どれだけ浮いてるか判りにくい
んで別角度。

って、これも判り辛い・・・。

浮きは約1cm。

リアの嵩上げも検討中なんで、絶妙な浮き具合。これでリアを1.5cmほど上げれば、ギリギリ前輪が接地して、且つ掛かりもOK。となる予定。

70年代の車両はもっとスタンドの管径が細いんで、シルバーに塗装したところで「なんちゃって」なんですが、以前からシルバーにしたくてスタンドの予備を持っていたくらいなので満足

これでセンタースタンドはOKなので、次はサイドスタンドの加工ですね。



 

  


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