第百二十七章  ナリワークスにて軽く奮闘?




PKフォーク装着でご機嫌でやってきたナリワークス。

さっそく同じPKフォーク装着(ただしこちらはディスクブレーキ)の「ナリ号」と並んで記念撮影。

ところが・・・エッ?どうして?

    

ほぼ平らなところに並べて撮影。

車体の傾きは同じぐらい。

しかし明らかに違う車高!

レッグシールドの高さを見ると
明らかに私のほうが車高が高い。

    

別角度から。

うーんやっぱりディスクは
迫力ありますな。

写真はナリ氏提供。

この時は気づきませんでしたが、写真を良く見て気付きました。サスのアームの角度がナリ号のほうが寝ている。つまりサスが沈み込んでいる。

推測ですがナリ号が付けているサスは「CIF製」。スプリングがカーボンでできている。そのため鉄のスプリングの純正サスよりも沈み込みが激しいのでしょうか?。

そして、この為に来た!といっても過言ではない、フル油圧化された前輪ディスクのナリ号に試乗。いつもながら暴力的な加速に驚かされます。そして恐る恐るフロントブレーキを掛けてみる。

ん〜やっぱりすごい!。ワイヤーだとどんなにブレーキ張っても「グニャ」とした印象がありますが「カキーン!」と効いてくれます。さすがフル油圧。

しかし私は凹みません。

なぜなら私のベスパならドラムブレーキで充分ですから〜!。斬りっ!(古っ・・・)

でも気が向いたらやっちゃうかも。とだけ言っておく(笑。

とくに整備予定もなく来たので、長いこと雑談。そのときナリ氏があることに気付く

   

「ステップゴムぼろぼろじゃ〜ん!」
 とナリ氏。

「外装ほとんど気にしてないんで」
 と私。

(それにしても汚いステップです)

センターのステップゴムが、いつもカカトを載せているために一本だけぼろぼろ。でもまだゴム残ってますから。言われるまで気にもしなかった。

「面倒だからいいですよ」という私に「ゴムあるからやっちゃいなよ」と激しく勧めてくるナリ氏。本当にいい人だ・・・。

その押しに負けてステップゴムの交換をすることに(ただし1本だけ)。

    

まずはエンドキャップを外す。

ここはネジで固定されているので
外すのは簡単。

これが外れればゴムが引き出せる。

そこでナリ氏がストックのゴムレールを持ってきてくれたのだが・・・。

  

黒ゴムだけかと思いきや、なんと
白ゴムのストックまで!

一番右のはボロボロの私のゴム。

溝がほとんど残っていない。タイヤ
だったら交換時期ですね(笑。

そこで先ほど同様、激しく押してくるナリ氏。

「一本だけ白って絶対カッコいいって!」しかしその目は完全に笑っている・・・。まさに前章の野口○○似の顔です。

激しく白ゴムの装着を勧めるナリ氏に、私も激しくNO!を繰り返す。しかしまた、押しに負け仮合わせしてみた。

  

・・・・・。

「絶対NGだぁ〜!」と叫ぶ私に、ようやくナリ氏も折れてくれる。

  

というわけで、当初の予定通り
「黒ゴム」を装着。

ん〜きれいになりました。

ここでナリ氏からワンポイントアドバイス

「ゴムをレールにはめる時はある程度まで押し込んだら、先端のゴムをレールから外して、そこを掴んで引っ張って入れていくと、簡単にはまるぞ♪」

レールのはめかたまでコツを掴んでいるとは・・・。でもその方法で本当に簡単にできた。

  

帰り際に「イタルジェット・クラス」
にも試乗させてもらった。

自転車じゃありません。
これでも立派なオートバイ。

これにもナリワークスのノウハウが
詰め込まれているものの・・・。

最高速は35キロほど。

変わったエンジンの掛け方に大爆笑しながら試乗。でも乗ってるときも笑顔だったでしょう。スピードは30キロしか出ませんが、乗ってて異様に楽しい。必ず人が振り返るし目立ち度は高い。

ほとんど自転車(でもバイク)にジェットヘルメットをかぶって走る様は、さぞ滑稽な姿なのでしょう。

楽しくてついつい長居してしまった。どうもお邪魔しました!




  


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