第百二十六章  PKフォーク・インプレッション!




想像以上に苦労して取り付けたPKフォーク。いよいよインプレッションです。 

    

表に出したところで記念撮影。
センタースタンドを掛けてみた。

やはり前輪3.5cmアップは事実です。

全くスタンドが掛かっていない状態。
自立するのがやっと。

写真では判りづらいがわずかに傾く
ほど。

フェンダーはわずかにセンターがずれ、若干斜めについている感じもするが許容範囲。ここはそのうち修正したいところ。

車体にまたがってみると、若干フロントが上がりましたが、それほど違和感はありません。しかしやはり足つきは微妙に悪くなった。

でも比較写真がないとわからない。取付け日が雨だった私は、外で取付け前の写真をほとんど撮っていなかった。

というわけで二年前の写真を引っ張り出し、同じ場所で撮影してみた。

 
 使用前  

 
 使用後

撮影ではサイドスタンドを立て、使用後のほうはスタンドの傾きを減らすため、3cmほど嵩上げした。やはり比べてみると良くわかります。

若干「ノッポ」になってますね(笑。

それとフェンダーの角度が若干振れたことで、フロント周りの印象がずいぶん違う。

センタースタンドの加工はすでに知り合いの鉄工所に発注済み。到着しだい取付けるつもり。でも普段メインで使うのはサイドスタンド。こちらも要加工です。

若干チョッパー気味ですが、リヤの嵩上げする方法もあるので、いずれ試していきたいと思います。でも身長16●センチの私には、足つきが心配なんですがね・・・。

    

フロントフォークは50Sに比べ
メカニカルな感じ?

かなりしっかりしたイメージに
なりました。

まぁディスクには敵いませんが。

    

どういう訳かブレーキワイヤーが
ホイールに接触する。

元通りに組んだつもりですが。

とりあえずナイロンバンドで固定。

とまぁスタイリングについてはこれぐらいにして・・・。

大事なのは「走行性能」。


というわけでさっそくスタート。やはりハンドルポジションが上がったおかげか、スタート時の加速で若干後ろに体重が持っていかれる気がする。




それではスピードも乗ったところでブレーキ を掛けてみる・・・。





   
 想像図

普段は無愛想な顔の私ですが・・・。

写真にカーソルを当ててください。

おそらくこんな感じの顔だったと。






すごいです。想像以上です。噂以上です。最高です。超感激です。苦労した甲斐があります。国産バイク並みです。




とりあえずそのときによぎった言葉を並べてみました。それほど素晴らしい。

どんな言葉が判りやすいのか・・・。急制動は別として普段的にはフロントブレーキだけで充分です。(でもリヤ掛けないとブレーキランプ付かないんで軽く踏む必要はある)

純正フォークで一番なのは「カックンブレーキ」。そしてフルボトムして戻りがあること。沈み込む時の反動と同じ位、戻る時にも反動がある。信号なんかで最後フロントブレーキで止まったときに、バックしませんか?。急制動でやったら後ろに飛び跳ねるくらいの勢いで戻ります。

それがないのです。そしてブレーキ同様、乗り心地も著しく向上。

数キロほど走行してみましたが、純正フォークでは段差を乗り越える時かなりの反動が感じられましたが、PKフォークは地面にタイヤがしっかり追従している感じ。乗り心地は格段にアップ。

PKのデビューは1982年頃。ビンテージシリーズのデビューは1963年ですから、約20年でのサスペション・フォーク・ブレーキの進化を存分に感じることができました。

純正フォークにどんなに高価なサスペションを取付けても、絶対これには敵わないと思います。現在サスペションは純正を使用。これでも充分に満足ですが、いずれ社外のサスも試してみたいところです。

この日は日曜日。嬉しさ余って「ナリワークス」までプチラン。

次章はナリワークスよりお送りします。




  


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