第百四十三章  SSハンドル化計画(ヘッドライト編)




まずは簡単なところからヘッドライトの加工。
今回はマルチリフレクタータイプのレンズを使います。しかし、これにはライトリム(ライトの淵のスチールの枠)がついていない。これでは見た目がよろしくないので加工して取り付けることに。

    

無加工の状態ではライト自体が大きく
ライトリムを嵌めることは不可能。

ヘッドライトはET3と同じ115mm。
50Sの105mmより一回り大きい。

    

ノーマルレンズ(ET3用)との比較。

左がノーマル。右がマルチ。

画像ではわかりにくいが、マルチの
方がレンズの出が3mmほど大きい。

加工といっても難しいことはなく、ひたすらリューターで削るだけ。ただ削りすぎてはいけないので、何度も現物合わせをしながら行った。

    

まずリムが納まる大きさになるまで
レンズの淵を削る。

プラスチック VS リューターなので
簡単に削れた。

ここは隠れる部分なので、多少の
歪みは気にしない。

    

リムはプラスチックのレンズが
大きくて嵌らなかった。

そのためリムの内周をぐるりと削る。

ここは見える部分なので慎重に
行った。

このリムは純正品なので「耐久性重視」のステンレス製。かと思いきやスチールだった。このままだと錆びるので、取り付け前に気休めでクリヤー吹くつもり。

    

リムを無事取り付けることが
できた。

リムの爪がほとんど掛からない
がキツイので問題はなさそう。

ではハンドルに合体させてみる。

    

正面から。

ま・・・眩しすぎる!

以前マルチリフレクターを付けた時は、レンズはベスパ純正のガラスレンズを使ったが、明るさが分散してしまったので、今回はそのままプラスチックレンズを使うことに。

    

リムは純正利用なので当然
納まりは良い。

    

横から。

レンズの飛び出し具合は悪くない。

予定通りきれいに納まった。できるだけノーマル然(手作りっぽくない感じ)にしたいと思うので、目的は果たせたと思う。

残加工
   ライト加工
   シフト・アクセルシャフト加工           
   ウインカー加工
   ワイヤー経路加工
   塗装
   車体取り付け

しかし、まだまだ難関は続くのだ・・・。 

 

  


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