第百四十二章 真冬の寒さ対策
二輪にとってはつらい季節。それでも通勤のため雨でない限りバイク通勤。電車嫌いなんで・・・。
若いうちは気合で乗り切ってきた。まだそんな歳でもないんですが、去年のウインドシールド(風防)に加え、今年は新たに4つの寒さ対策を。
RSタイチ:インナーグローブ |
まず一番目は指先の防寒。
ナイロンアウター(左)+防寒インナー(右)。
アウターは1,000円程度の安物。
インナーはゴアウインドストッパー
という素材を使ったもの。
価格は1,900円ほど。 |
今までは革の防寒グローブをしてましたが、長時間運転してると指先が僅かに蒸れて湿ってくる。それが風にさらされて「冷え」の原因に。
二枚重ねで装着するんで、手はゴワゴワしてしまったが、操作性が極端に悪くなったということはない。慣れれば問題ない範囲。浸透性があるので蒸れて湿る心配も少ない。
通勤時間は45分ほど。今までは30分を過ぎたあたりから指先の感覚が無くなりかけていたが、それがなくなった。ただしグリップヒーターのように外部から熱を加えるわけではないので、だんだんと熱が奪われていく感じはする。
ゴールドウィン:アラウンドニーウォーマー
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二番目は膝下の防寒。
ベスパはレッグシールドが付いて
いても膝下は風が巻き込んで寒い。
そこで足にベルクロで止めるタイプ
のニーウォーマーを装着。
価格は3,800円ほど。
カーソルを当てるとベルクロを
止めた状態が見れます。
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パンツタイプと違い下半身全体をカバーするわけではありませんが、何より便利なのは取り外しが容易なこと。駐車時にゴソゴソと人前でパンツを脱ぐのは気が引ける。これだとかなりスマートに脱着可能。
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装着するとこんな感じ。
サイズフリーでワンサイズですが
身長約170cmの私でちょうど良い感じ。
180cm以台の人にはちょっと小さいかも。 |
トゥッカーノのひざ掛けという選択肢もあったんですが、すり抜けでたびたび足を付くので操作性のよいものをと思ったのと、駐車時の収納場所や盗難の心配も含め、お手軽なニーウォーマーを選んだ。
強風時に30分ほど走行してみましたが、初装着でも違和感はない。速度を上げるとやはり足首と膝の部分に僅かに吹き込んできますが、付けないのとでは大違い。
局部的
(膝とスネ)ではありますが、その効果は絶大。最初はラフ&ロード製を注文したが売り切れだと言われ、ゴールドウィン製を購入。ラフ&ロード製よりも若干コンパクトだと思われる(収納に便利)。
ゴールドウィン:ネックウォーマー |
三番目はネックウォーマー。
これもゴアウインドストッパー
が使われている。
首の後ろでベルクロで止める
タイプ。
旧モデルのためセールで1,400円。 |
こちらは去年、フリース素材の筒状のものを購入しましたが、これまた蒸れて冷える。脱着も容易でセールで安かったんで購入。
こちらも強風時に装着しテストした。素材を見る限り「こんな薄っぺらで本当に効果あるの?」と疑ってたんですが、グローブ、ニーウォーマーより効果は絶大。
ジェットヘル+フェイスシールドではどうしてもあごの部分に風が巻き込み、外気温とあごの体温が同じになるくらい冷えますが、走行中あごが冷たいと感じることはなかった。
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四番目は以前、戯言でも紹介した
ZIPPO「ハンディウォーマー」。
発売何年目かは知りませんが、
ちょっと流行っているらしい。 |
わずかな燃料で長時間発熱するのには驚き。
で、これらを全て装着すると、スタイリングは置いといて・・・。防寒性はかなり向上。これらで総額10,000円未満。
季節に応じて快適に過ごすための素材はさまざまありますが、ゴアテックスはその中でも普及率は一番高いんじゃないでしょうか。それによって安価で購入できるのは助かります。
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