第百六十七章  タイヤの解剖




前章でパンクしたタイヤの解剖を行う。

       

ホイル部分はブレーキシュー
のススだらけ。

久しぶりに外しましたから。
(言い訳)

       

二年ほど履いた状態。

5000km以上は走行したと
思われる。

とっくに交換時期でした。

普通だったらピートを外すのにちょっと苦労するんですが、数日間空気が入っていないためピートは外れやすく、容易に分解できた。

       

そしてチューブを引き出すと
おぞましい光景が。

固まらなかった液状のゴム樹脂
がチューブを覆っていた。

このままでは穴を見つけることは困難なので、チューブに空気を入れをかけてみた。

       

ジュボジュボという音で
穴を発見。

穴の大きさは予想よりはるかに小さく、mm程度でした。説明書では3mmまでとあったんですが。

BBSで「チューブレス専用」では?とのご意見をいただきましたが、確かにこの大きさが塞げないようでは、その通りなのかもしれない。

身近に成功者がいないだけに何ともいえませんが、自転車もOKって書いてあったので、まさか数少ないチューブレスのチャリンコ用ってことはないだろって思ったわけなんですが・・・。

ハンズの店員が微妙な顔つきで「たぶん大丈夫」と言ったのは、NOってことだったのか?



 
追記

後日ホルツにメールで問い合わせました。基本的には使用可能との回答です。以下に全文掲載。


お問い合わせ頂き、ありがとうございます。
 

問合せ内容:チューブタイヤへのタイヤウェルド使用について

回答:基本はチューブレスですが、チューブにもお使い頂けます。

 直らない場合:
※チューブはタイヤ外見より、損傷がひどい場合がある。
※パンク後のわずかな走行によって、チューブ接地側の反対側(ホイル接触側)に、クギなどの原因物が貫通していることがある。

上記2点が大きな理由として挙げられます。 

次にチューブ本修理ですが、パンク修理剤の液と皮膜をパッチ貼り付け面からきれいに取り除くことが必要不可欠です。表面に残ったままパッチを貼ると、接着力が悪くなります。 

上記をご考慮頂きご使用下さいますよう、お願い申し上げます。

 

  


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