第七十八章 オイル添加剤を試してみる
前からちょっと興味のあったオイル添加剤を試してみようと思います。
ここで本来なら、だ〜いぶ前に買った「スーパーゾイル」が手元にあるんですが、実は違う添加剤を買っちゃいまして・・・。スーパーゾイルは後回しってことで(笑。
私自身、オイル添加剤を使うのは初めての事で、今までいろいろなインプレッションを見て、その効果の程に驚いてみたり「ほんとに効果あるんだろうか?」などと疑いの目も持っていました。
ところがキャブセッティングの時に話を聞いたバイクショップのおじさんが、カリカリチューンのバイクを組むことになったらしく、その際入れた添加剤がなかなか高性能だとの話を聞きました。
加えてネットの掲示板でお世話になっているサイトの管理人さんも同じものをオススメしていて、実際にそのサイトで販売していました。通常の販売価格は500mlで10,000円程度。これでは買う気にならなかったのですが、サイト設立5周年記念とのことでセール中だったので購入に至りました。
今回購入したのはコチラ。
IXL(イクセル)
200mlで2,000円で購入。
ネットで探せばもう少し安く
購入できるところもあります。
オイル添加剤と聞くと、深夜のテレビショッピングでもやっているくらいなので、ご存知の方も多いと思いますが、添加剤は大きく分けて三種類に分類されるそうです。
1.オイルの基本性能を高めるもの。
2.別の物質による潤滑被膜を形成するもの。
3.金属表面に直接作用するもの。
今回使用するIXLは「3」に属するもので、スーパーゾイルなどもこの分類です。尚、これらの詳しい特徴(メリット・デメリット)については、添加剤を扱ったサイトで詳しく説明されてますんでそちらでご覧ください。
尚、私がIXLを購入するに至った理由は下記の通りです。
1.デメリットが少ない(ように見えた)
2.体感効果が得られやすい(とのフレコミ)
3.手ごろな価格と容量(セールのおかげ)
4.エンジンオイルのみでなく、ミッションオイルにも使用可。
クラッチ滑りも起きない(起きづらい)との確認が取れた。
では前置きはこれくらいにして、さっそく入れてみます。エンジンオイルへの添加量はオイル比率の5%。二回目以降も一緒です。ミッションオイルは3%を添加するとのこと。
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エンジンオイル500ccに対して5%相当分、 |
添加後10分程度アイドリング、あるいは軽く流して走行し混和させる。そして100kmほど走行したところで金属表面の改質が終わり、効果が現れるとのこと。
言われる通りやってみました。以下が私なりのインプレッションです。
■添加10分後
うーん・・・わかりません・・・
■添加後、30kmほど走行
おや?少しエンジン音が静かになっている?!
■添加後、50kmほど走行
おや?少しエンジンの回転の上がり方が軽くなったような?
■添加後、100kmほど走行
エンジンオイルへの添加の効果ですが、アクセル開けはじめの加速が良くなりました。それから低回転でギアを上げても以前のようにエンジンの回転がばたついたり、失速していく感覚が減った気がします。効果ありです。
ミッションオイルへの添加の効果は、ギア音の音量が減った気がします。しかしギアが入りやすくなったなどの、操作上の改善は見られません。心配していたクラッチ滑りは全くないと思います。こちらも効果あり。といったところでしょうか。
総評ですが、かなり鈍感な私でも、明らかにその違いを体感することができました。抵抗が減るってことは良いことが多く、その結果として燃費も上がったりもします。私は燃費の比較はしてませんが・・・。
デメリットとしては、シリンダーの摩擦抵抗が減る分、エンジンブレーキが甘くなったという事くらいでしょうか。これは私はさほどデメリットとは感じていません。
しかしオイル添加剤は賛否両論です。使い方を誤るとトラブルの原因にもなりかねません。使用前に自分が使用する添加剤について、いろいろ調べてみるといいと思います。
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