第九十章  大バージョンアップ その5 最終工程!




前回まででケース内部の作業は終わり、あとはインテークマニホールドやチャンバーを取付け、ボディーに乗せれば作業完了。

と言うことで、まずはインテークマニホールドの取付け。

  

ミクニのTM24をつける時に買った
ポリーニのインマニ。

前回100ccのエンジンに取付ける時も
若干シリンダーと干渉する為削った
んですが、今回は更に大きく削りま
した。

じゃないとフィンと干渉して納まらな
かった。

続いてチャンバーとエンジンの間に挟む、エキゾーストマニホールドを取付け。これはET3用のものを購入しました。これで今まで使っていた50S用のSITOのチャンバーが付く

  

左が今まで付けていた50S用。
右が今回仕入れたET3用。

写真では違いがわかりにくい
ですが首の角度やボルト間の
長さが
違います。

これでとりあえずチャンバー以外は取付け完了。

  

新品のシリンダーヘッドと
リアドラムが眩しい!

後ろにはいつもの光景。

スフィンクス状態のボディーが。

最後にチャンバーの取付け。チャンバーは今まで使っていたSITOのET3タイプ(50S用)を使います。

  

それにしてもひどい

パイプの部分はかなり錆びてます。

今年の二月に交換したばかりなのに。
明らかに塗装が甘いんですね。

今後これつける予定の人は、ご自分で
防錆処理されたほうがいいと思います。

と、塗装にケチをつけたからなのか・・・。SITOのチャンバーは、どんなにがんばってもうまく納まってくれません。事前の調査ではエキマニ変えれば付くはずだったのにぃ〜!・・・。エキマニを50Sのものに戻して試しましたがどう組み合わせてもうまくいきません。

これじゃ乗れないじゃないか!・・・。

と思った時に思い出した、約10年間寝かせてあったジャネーリのチャンバー。当時うまく取り付けられず、排気漏れが直らなかったため、3日で外したチャンバーです。

  

胃のような形をしたマフラー。

あまり好みではないのですが。

ダメ元でこれを試したら、なんとあっさり付いてしまった。10年前、排気漏れがうまく治まらなかったのは、もしかしてこれが50S用ではなくET3用だったからなのか?!

  

多少無理をして取付けた感じも
しますが、ほぼ「ポン付け」の
範囲内でしょう。

心配なのは排気漏れですが、
走ってみないとわからない。

上の写真は、とりあえず付けるもんは付けた状態。あとはボディーと合体してキャブレターつけて、ワイヤー張って完了です。

エンジン載せてる時にチェックしたんですが、チェンジワイヤーがアウターも含めかなり痛んでました。ワイヤーはいずれ交換時期でしょう。

  

エンジン載せてるときに撮った
写真です。

こうやってボディーを馬(ここではビールケース)に載せて、エンジンをパンタグラフジャッキなどでジャッキアップすると、難なく積めます。

と言うわけで今回、リアブレーキ・ボアアップ・ハイテククラッチと大改造を施しました。ついでにジャネーリのチャンバーのおまけつき。次章インプレ編にて、その変貌ぶりをお伝えします。

 

 

  


TOP | 当サイトの説明・注意 | ベスパ奮闘記 | 戯言 | PHOTO | BBS | Link | update