やきつき
- 摩擦により発生する熱がシリンダーやピストンなどの金属同士を溶融させ、結合させてしまう現象。
- 油膜切れ。混合気が薄い状態で起こりやすい。
- ボアアップやチャンバー交換など行った場合に、メインジェットやパイロットジェット?等の調整(濃くする)を行わないと、焼き付く可能性は高くなる。
- エンジンオイルを入れ忘れると、ほぼ100%の確率で発生する。
- 長い下り坂などで長時間エンジンブレーキをかけた場合、アイドリング時の薄い混合気でエンジンが回ってしまうため、焼き付く場合がある。
- 症状には重度のものから軽度のものがあり、軽度のものは「抱き付き」と呼ばれることもある。
- 急にエンジンがストールし、キックをしてもキックが軽く、エンジンが全くかからない場合、焼き付きか抱き付きの可能性がある。
- 軽度な焼き付きであれば耐水ペーパー等で研磨すれば再始動可能だが、重度の焼き付きの場合は部品の交換が必要。
- その他、焼き付きの原因には上記の他に、「プラグの熱価が小さすぎる」「点火時期が早すぎる」などもある。