第百十二章  リヤブレーキメンテ




PKホイールにしてからずっと悩まされている、リヤブレーキの鳴き。踏み始めの「キッキキッ!」なんてのは放っておくようになってたんですが、どんどんひどくなり、

山羊が肉食獣に襲われた時の断末魔の叫び

のように・・・。(聞いたことないですがそんな感じ)。

とにかくうるさくて人ごみで止まる時、信号待ちの通行人のほぼ100%がこちらを見ます。

「春ツー」でこれでは恥ずかしいのでメンテナンスしておいた。

  

センターシャフトのボルトを
外して、ドラムを抜く。

ブレーキシューのあたる部分には大きな縦傷はなく、問題ありません。

  

ここはいつものようにサンド
ペーパーで細かい縦傷を落とす。

紙ヤスリは500番程度を使用。

あまり擦ってもドラムが減るだけ
なんで適度に気が済むまで。

続いてはブレーキシューをチェック。

  

やや減りが見られますが、まだまだ
使えます。

それにしても表面に付いた赤茶色の
粉。こいつが鳴きの原因か!?。

  

アタリは出てるので、表面の汚れを
落とす意味で、ドラムと同じように
ヤスリで擦る。

ヤスリをかけたら溝にたまったシューのカスや、ハブの中に付着したカスを歯ブラシなどで擦り落し、次にエアスプレーで吹き飛ばし、最後にブレーキクリーナーで洗い流す。その後ドライブシャフトにグリスUP。

  

せっかく外したドラムなので、リムの
汚れ落しとボルトの増締めを行い取り
付け。

メンテが終わってさっそく試走。全く鳴きはありません!。

鳴きまくりの時は、のんびりブレーキかけてると100メートルくらい鳴きっぱなしだったので、急制動で止まる悪い癖ができてしまっていた。これはタイヤの寿命も縮め、よい事がない。

鳴かないとこんなに静かに止まれるんだ。と思っていたのも束の間・・・。二日目(80km)くらい走行したあたりから、また「キッキ」と音がするように・・・。

あ〜もうアッタマきた!!!

「春ツー」はこれで我慢するとして、そのあとすぐに別メーカーのシューに交換します。

で春ツーでは思った通り、下りの峠道で「断末魔の叫び」再発・・・。

また急制動の癖が戻っちゃいそうです。


 

  


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