第百十三章 ベスパタコメーター
春ツーではじめて実物を見た、噂?の「ベスパタコメーター」。
帰ってきてから速攻で注文。「晴れた日に実動チェックしてから送ります」とのことでしたが、商品代金振込み後、二日で届いた。翌日が晴れだったんですね。
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左の青い箱が制御部。 |
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制御部分。 |
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ギボシ交換完了。 |
ではいよいよ実車に取り付け。まずはライトを外す。外し方は第69章で説明してるので割愛。
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ライトステーの付いている |
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ライト下から覗くとこんな感じで |
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あとは配線繋ぎなおして完了。 |
しかし、最大の難関はここでしょう。制御部(青い透明BOX)をシフトワイヤーやらメーターやら収まってる狭いスペースに仕舞い込む。これが意外と苦労しました。それでも作業時間は10分程度。
この辺のことも製作者さまサイトでポイントが書いてあるので、それを参考に収めた・・・つもり。
その後、シフトやアクセルを回しても引っ掛かりがないか確認。
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最後にLEDをボディーに |
製作者さまには申し訳ありませんが、こっちのほうが収まりよさそうだったので。バックミラーのステーとハンドルの間に、LEDのアルミ板のベロを挟んで、ステーのボルト締めこんで取り付け。
一度曲げてあったベロを平らに直しちゃったんで、振動で折れるリスクはあります。
それからLEDの配線の長さですが、本来メーター付近まで持ってくるだけの長さがあり、私の取付けた位置では少々あまり気味。
取付け位置を想定して、あらかじめライト内に余分な配線をしまっておくといいでしょう。
ではさっそく試走・・・・・「お・・・おぉ〜」これはちょっと感動します。
って言葉で表現してもわからないので動画をどうぞ。(音量注意)
動作はもたつくことなくテキパキ動きます。ギア比と回転数と速度の関係はさんざん勉強してきたので、おおよその回転数は見当が付きますが、それがビジュアルで見れるとやっぱり嬉しい。
と言うか、細かいこと抜きにして面白い。
ただし、今まで夜なんか真っ暗闇だったハンドル周りに、いきなり「ピコピコ」LED光っちゃうわけで、夜間走行はかなり気になる!。慣れるまで他所見運転注意。
あといっぱい光らそう!とか思って吹かしすぎちゃう!これも注意(笑。
起動確認動作が「ナイトライダー」ちっくなのも、製作者さまのセンスの良さが伺えます。
唯一の不満は「ライトオンでロー」の状態でないと動作しないこと。ライトを通過してる電流を利用しているので無理もないですが、誰でも簡単に取り付けられるために、ヘッドライトのすぐ裏の配線を利用してるんだそう。
といっても現在の二輪はいつでも「ライトオン」ですから、たいした不満ではありませんが、ハロゲンの場合はちょっと気になります。
スイッチ手前で加工すれば「ライトオフ」と「ライトオンのハイ」でも動作するようになるらしいですが、手間が掛かるとか・・・。今の私には無理ですが、いつかやりたい。
購入前にメールで「改造車でどれほど動作するか不安ですが、正常動作するまでとことんお付き合いします」とのありがたいお言葉をいただいた。
ボアアップ車の場合、回転数がノーマル以上に回ることから心配していただいたようです。しかし私のはクランクをロングストロークに変更しているので、ショートストロークの100ccボアアップよりは回転数は低い。
そのためか取付け二週間後の現在、全く問題ありません。
コレを作って「お金を取って売ろう」と考えたときは、結構な勇気だったんじゃないでしょうか。でもおかげで私を含む数名は楽しめてるわけで。そういったことから製作者さまは賞賛に値すると思います。
とまぁ、営業マンなみに褒めちぎりですが、それくらい面白いですよ。
ベスパにタコメーターが必要かどうかは別にしてもね。
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