第百五十二章  SSハンドル化計画(塗装下地編)




加工をお願いしていたパーツが帰ってきた。

いつもながら仕上り・精度はバッチリ。いつもありがとうございます。

まずはその加工の報告から。

       

仮組みして確認。

精度のよさはさすがプロの仕事。
全く問題ない。

       

絶対私ができなかった加工。

本来ハンドルストッパーは点線の位置。
それを矢印の場所に移設してもらった。

それとバーエンド部分のカット。

      

シフト側はバーエンドのカット。

ウインカースイッチの穴がずれてます。

これはパイプとワイヤーの取り回しを
考えてずらしたため。

このずらす作業は自分でやった。
方法は企業秘密か?(笑。

両パイプともに、インナー・アウターパイプは溶接して固定。これで強度的な不安は解消。

       

パイプにピンを通す穴も開けて
クリップを納めてみる。

多少ガタがあるんですが、これは
塗装後に再度調整するつもり。

微調整は必要なものの、とりあえず組める状態にはなった。

いよいよ塗装に取り掛かる。購入したままでは素地の仕上がりも悪く、そのまま塗装できるような状態ではない。

       

今回使用した道具。

400・800・1000・1500番の
耐水ペーパーヤスリ。

プラサフ・パテ・マスキング
テープ。

まず目立つ傷やピンホールにはパテ処理を行う。パテは乾燥すると若干痩せるようなので、気持ち多めに乗せた。その後400→800→1000番とペーパーヤスリの番手を上げて表面を整える。

ちなみに1000番のみ水磨ぎにした。しかし素地の状態では表面の凹凸や傷が見えづらいので、適当なところで一回目のサフを吹く。

       

こんな感じで吹いた。

支柱にしているのは50Sの
純正フォーク。

       

ハンドル部分。

一回目のサフを吹いた状態。

素地では見えなかったピンホール
を多数発見。

これはいかん・・・。

       

シフト部分。

前塗装を完全に削らずにサフを
吹いたため、凹凸が目立つ。

やはり手抜きはいかんですな。

塗装は下地が大切。これでは自分が納得できないので、悪い部分を補修する。

このサフの上からパテ処理しようと、パテを乗せたらサフが溶け出した!・・・大誤算!

仕方ないのでパテ処理する部分のサフを削り取り、再びパテ処理。そして二度目のサフ吹き。

       

シフト部分。

前塗装をほとんど削り落とし、
サフ→1500番で水研ぎした状態。

上の写真にあった段差は消えた。

このあと三回目のサフを吹いて
水研ぎをした。

サフを吹く前のペーパー掛けはけっこう力入れてやる必要があるんですが、サフ吹いたあとに力入れて磨くと、あっという間にサフが剥げる。

ペーパーを充分水に浸してやわらかくしてから、表面全体を撫でるように磨いた。それでも気を抜くと凸の部分がすぐ剥げる。初めての作業なのでいろいろ勉強になった。

下地の準備も終わり、いよいよ仕上げの塗装!と思ったところで、空模様が・・・。

       

急に暗くなり、落雷が・・・。

その後、激しい雨が降り始めた。

今日は塗るなとの神のお告げか。仕方ないので後日に延期。

というわけで奮闘記(仕上げ塗装編)へ続く。

 

  


TOP | 当サイトの説明・注意 | ベスパ奮闘記 | 戯言 | PHOTO | BBS | Link | update