第百五十七章  SSハンドル化計画(車体取付け編)




SSハンドル化計画も最終章。いよいよ車体取付けを行う。

       

取外す前の最後の記念撮影。

今までお世話になりました。

メーター外しちゃってますが
22,532kmでした。

で、ハンドル抜いたはいいが、配線・ワイヤーの数にびびる

これほんとに全部納まるんかい!?

      

なんだかんだで9本!

まぁ当然なんですけど。


そして最後のガリガリ加工(削る作業)を行う。

      

ハンドルポストのボルトの
欠込みを広げる。

これをしないとハンドル固定の
ボルトが通らない。

前後してますが、上の写真では
加工済み。

かなり大幅に削る必要がある。

プチプチで包んでいるのは養生のため。床屋さんみたいですな。

それから今回、長さが短くて不便だったアクセルワイヤーのアウターを交換した。交換前の長さは135cm。これはキャブレターにやっと届く長さ。

これが短いおかげで、たまにワイヤーが引っかかって、アクセルオフでも回転が下がらないトラブルがしょっちゅうあった。

キャブの取廻しを考慮し、135cm→170cmに変更。

      

それと合わせて行った、将来の為の
先行配線。

アウターと一緒に縛って通したため
楽勝だった。


そして取付後だとよく判らない、ハンドルの違いを比較

    

ウインカーなしの状態での横幅。

50S純正:60cm
SS:54cm

ヘッドライトの口径が大きい為
やや頭でっかち。


続いて正面・背面から。

 
 SS    

 
 

 
 50S純正      

 
 


これで違いは一目瞭然。というか、写真撮るまでこんなに角度が違うとは思わなかった。50S純正のハンドルってこの角度で見ると水平だったんですね。まるでB29爆撃機を彷彿させます。

長さ6cmの違い+このハンドル角度の違いで大きくフィーリングが異なるわけです。

比較写真はこれくらいで、取付け作業をさくさく進める。メーターの穴が50Sよりだいぶ大きい為、ワイヤーの取り回しは楽だった。と言っても1時間近くは掛かりましたが・・・。

       

ワイヤー・配線が一応納まった
状態。

ハンドルには汚れ防止の養生を
しておいた。

このあと、レバー・灯火類・メーター取付け、最後にワイヤー調整して完了。

取付け直後に妻に見せたら「なんか頭だけきれいで、整形手術したみたい」と言われ、悔しいので写真撮影前にボディーも半年ぶりに磨いた。写真撮影もちょっと凝ってみたり・・・。

       

まずはフロリアン・クラールさん
とコラボ。

       

続いては建築界の巨匠!安藤忠雄氏
とコラボ!


う〜!この大きさでは私の喜びが伝わらないので・・・別ページを作ってしまった!


スライドショーへGO!


よ〜く見ると、ヘッド部分とクラッチ部分に段差ができてます。これは本来、クラッチ部分は50Sより太いパーツを使うんですが、入手できなかったので諦めた。

あまり気にしてませんが、そのうち運良く入手できたら交換するかも。

もしリプロのSSハンドルでこの部分もこだわるなら、ここもセットのコンプリートキットを購入するか、ラリー用などの太いタイプのものを用意すると完璧。


ではさっそくインプレです。

押して歩いてる時にハンドルが重い。低速走行時、若干安定性に欠ける。(この二つは力学的に当然)、4速のシフトチェンジでレバーの根元の方を握っていると、指先が僅かにレッグシールドに触れる。

というのがありますが、どれも慣れれば問題ない範囲。

しかし、リフレクターライトがやはり安物なので集光率が悪い。これはいずれ何とかしたいところ。

ハンドル巾はウインカー含め60cm。純正の73cmと比べるとかなり狭くなり、すり抜けで植木にウインカー擦る事も減るでしょう。

スタイリング的にはもちろん、文句なし!


構想2年。ちょっとでも安いものをコツコツ集め(グリップは高かった)、特注部品まで製作依頼し完成した満足度は非常に大きい。

バージョンアップの計画もすでにあるんで、都度報告していきます。


 

  


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