第百五十九章  フロントサスをセバックに




落札したET4用フロントサス(セバック製)に交換するため、まずは下ごしらえを行う。

と言っても加工はこれだけ。あとはポン付け。

       

溶接されているナットを
削り落とした。

走行距離が少ないという割に小傷が多い。あとなんでかわかりませんが、シルバーのペンキが付着している。このままでは気分が悪いんでお色直しを行う。

       

気休め研磨と気休めクリヤー塗装。

「気休め」と言う理由は、かなり
手抜きでやってるから。

それでもやらないよりマシだと思う。

純正サスを外したところで長さ比較。

       

上が純正、下がセバック。

長さは全く同じです。

で、ポン付けなので楽々交換。

       

スプリングの巻きが少なく、
今どきっぽいスタイリングに。

ちなみに黒いスプリングは
カーボンでできているらしい。

見た目的には悪くない。


ではさっそくインプレです。

以前購入したものの、今は友人の手に渡った「PK用セバック」と全く同じ乗り味だった。恐らく同じ製品だと思う。

具体的には純正より柔らかく、段差で跳ねることなく衝撃はよく吸収してくれる。しかしそれ故、フルブレーキング時の沈み込みが大きい。そして戻りの反動も大きい。

SSハンドルでハンドルポジションが下がったこともあり、制動時に体重がに持っていかれるのを感じる。純正でガチッとしたブレーキフィーリングを味わってしまっただけに、大満足とはならない。

ただこれは、リヤブレーキをフロントブレーキより少し先に踏み、リヤが沈んだところでフロントブレーキを掛ければ、フロントの沈み込みはかなり抑えられるのですが・・・。

走行時はしなやかに路面からの衝撃を吸収し、ブレーキング時はガチッとしたフィーリングを併せ持つサスはないものか?。まだサスの試行錯誤は続きそう。


以下にPKフォークに取付けられるサスを並べてみました。

 hun15904_s.jpg       

某オークションで出品されて
いたET4純正。

バージョン違い?

プラパーツが使われていて、
年代的には新しそう。

その反面、スプリングの巻きは
前時代的。

性能は不明。

        

セバック。

性能は既述のインプレ通り。
でもスプリングの巻きが違う。

バージョン違い?

SIPカタログ価格:40.39

        

ビチューボアジャスター付。

SIPカタログ価格:122.2

友人が保管中。早く付けてもらって
試乗したい。

硬いイメージがあるんですが
どうなんでしょう?

        

パイオリ(アジャスター付?)

SIPカタログ価格:122

デザイン的には最もお気に入り。

勝手な想像でよく出来てそう。

        

worb5強化スプリング。

スクセン価格:23.53€

購入して保管中。

でも純正より硬くする気はない
のでお蔵入りか?

と、いろいろあるわけです・・・。選択肢としてはビチューボかパイオリでしょうかね。

とはいえ、セバックも走行時の乗り易さは純正を上回るので、今のところ元に戻す気はありませんけど。


 

  


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