第百六十九章  サイレンサーウール交換(三回目)




前回の交換から僅か三ヶ月半、距離にして2000kmほどしか走ってない。それなのにまたまたチャンバーがうるさい。

今回は警官ではなく、車のドライバーから「うるさいよ」とのご指摘をいただく。

前々回、ステンレスウールを入れた時 の「カンカン!」といった甲高い音ではなく、「ペンペン!」といった感じの音。最初に交換する前の音に似ている。音質は違えど、うるさいのは確か。

       

まずは外観からチェック。

周りのカーボン付着は
それほどでもない。

       

中を開いてみてみるとかなり
カーボンがぎっしり。

予想以上の量でした。 


前回 と同じものに交換するのも面白くないので、今回も仕様を変えてみる。 

       

今回はグラスウールが元々
巻かれた状態のものを用意。

キジマ・55Φ・250mm
品番:209-984
価格:1575円

WJのサイレンサーには
ジャストフィットのサイズ。

       

断面はこんな感じでバーム
クーヘン状になっている。

ぎっちり巻かれた状態で
かなり硬い。

切れ目は元から入っている。


そのまま入れようと思いましたが、とても硬くて入らないので二分割することに。

       

ずらして入れやすいように
斜めにカット。

       

切ったおかげで無事納まった。

       

あとはいつものように針金で巻く。

切れ目に隙間ができないよう
しっかり巻いた。

被せる作業はグラスウールが硬いため、多少強引にはめる必要がありましたが、シート状のものを巻くより、手加減・サジ加減が不要なため、今までで一番楽でした。

交換後はやはり静か。しかし、この状態がどれだけ続くかが問題。

交換時期が短くなっているのは、夏場なのにかなり混合気の濃い状態でチンタラ走っていたのと、チャンバー内のカーボンの蓄積も関係あるかもしれない。

いずれ、焼くか薬品処理で内部のカーボンを除去したいところ。

静かになったおかげで、エンジンの異音が気になる。早くオーバーホール兼12V化を進めたい。



交換時走行距離:1,695km。

 

  


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