第四十章  テールランプ枠塗装




気分転換に旧型テールランプのフレームを塗装してみました。

旧車のスモールボディーのテールランプを見ると通称「ダルマテール」が付いています。オリジナルはSIEM製。私は大枚はたいてオークションでオリジナルの中古を落札しましたが、状態が悪くとても加工なしでは取り付けられないことと、今のベスパにつけても勿体ないのでおあずけです。

   

メッキシルバーのテールランプ

悪くはないんですが、ちと安っぽい。

旧車はこれがボディーと同色で
塗られていることが多いです。
まずはテールランプを取り外し、配線をはずします。

   

取り外したダルマテール

表面の汚れを掃除しました。
ランプが付く内側は反射板の意味もあるので、内側はマスキングしておきました。

   

内側にビニールをかぶせ、淵の部分を
マスキングテープで目張り。
マスキングが終ったらメッキの部分に塗料の乗りが良くなるよう、サンドペーパーをかけました。これはあまり目の粗いサンドペーパーを使うと下地が荒れてしまいます。私は手元にあった600番程度の"スポンジヤスリ"を使いました。

   

スポンジヤスリ。

スポンジの芯で表面に紙やすりが
貼ってあります。

凹凸のあるものを削る時に便利です。

ホームセンターで300円前後。

あとは塗装です。色はボディーカラーに合わせて、家にあった黒いスプレーで吹きました。本来は薄塗りを3回くらい繰り返すと塗りムラもなくきれいに仕上がるんですが、どうも私はこの辺が横着で・・・。1回で厚塗りしちゃいました。

厚塗りする時は塗装する部品の淵(角)の部分に注意し、ここが塗料でこんもり盛り上ってきたら、やめたほうがいいです。それ以上塗るとだいたい垂れてきます。こうなると最悪です。

あとは充分乾燥させて取り付けて完了。

   

テールが引き締まった感じがします。

ただボディーの黒とは随分色合いが
違うようで・・・

いかにもあとで塗りました!って
感じになっちゃいました。

テールランプの下の穴あきステーは
第十一章でつけたナンバーステーです。
この色違いを見ると今年中に取付けを予定している「フロントボックス」(PHOTO−Parts参照)をどうやって塗装するか考えないといけませんね。


 

  


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