第百二十二章  ついにPKフォーク化(フォーク組立編)




お知り合いの鉄工所からシャフトが溶接加工されて戻ってきた。

    

さすがプロの仕事!って感じです。

何の不安もなく使用できます。

いつもどうもありがとう!

ブレーキワイヤーは挿入してくれていた!手間取らせてすみません。では残りのメーターワイヤーを通していきます。

    

と、写真を撮る余裕もなく完了
してしまった!

左の太いのがメーターワイヤー。
右の太いのがブレーキワイヤー。

メーターワイヤーのところから
出ている細い黒い線は・・・。

建築的に言うならば「将来工事のための先行配管」。詳細は内緒ですが、奮闘記よく見てる人はわかるはず・・・。

ところでメーターワイヤーの挿入方法ですが、私は適当 にやったので正しいかどうかは不明ですが、こんな感じでやりました。

1.メーターワイヤーの二倍ほどの長さのワイヤー(私は余ってたシフトワイヤーを使用)を用意。
2.それをタイヤ側から挿入。ワイヤーはある程度硬さがあるので楽に挿入できた。
3.そのワイヤーにハンドル側からアウターを通し、端部が抜けないようにバイスプライヤーで固定。
4.ハンドル側からワイヤーを引っ張り、アウターを通す。
5.アウターが通ったらインナーワイヤーをハンドル側から挿入し完了。

とまぁ、言葉だけでは訳わかりませんが、実際やることになればわかるのではないでしょうか?。
思ったよりも簡単にできた。というのが正直な感想。

    

ちなみに「先行配管」はワイヤーと
配線をガムテープで固定し挿入。

これはメーターワイヤー取付け前に
やっておいた。

  

で、バックプレートやらブレーキ
シューやらをさくさくと取り付け。

今回ブレーキシューの取付けの時にチャンバー取付けの時に使った「スプリングフック」を使ってみた。

結果は今までに比べ、簡単に取付けできた。

  

これがスプリングフック。

工具店で1,000円程度。

先端がカギ型になっていて、スプ
リングを引っ掛けて引っ張ること
が容易にできる。

ひと通り「分解・組立て」してわかりましたが、50Sのフロント周りに比べて格段に作業しやすい構造になってますね。50Sなんてブレーキシューの交換はおそらく素人には無理でしょうから。

  

ワイヤーアジャスター部分。

先端のナットを閉めればワイヤーの
調整が可能。ん〜ナイスな作り。

国産と同じでメンテナンス性に優れる。

でもおかげで、インナーだけ抜くことが
不可能なのだが・・・。

それと今回、いろんな部分にグリスが使われており、かなり大量のグリスが必要となる訳ですが、もともと付いていたグリスの掃除はあまりしなかった。

ただし、いろいろなところにゴムパッキンが使われており、その部分には新たに購入したグリスを使ってみた。詳しいグリスの説明は奮闘記94章をご覧ください。

  

ワコーズの「ラバーグリース」

バイクショップで1,200円程度。

耐ゴム性が高いのが特徴で、
シリコングリスの半額程度。

値段が安価で助かりました。

あとはタイヤ付ければ、フロント周りの組立ては完了。

このところ暑くて屋外での作業は気が進まないのですが、残すは取り付けのための加工のみ。

さっさとやっつけちゃいましょう!。と自分に気合を入れてみる・・・。


  


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