第百七十二章  CDI化!どうせやるなら12ボルトだよ!(電装編)




エンジンの仕込みが終わったところで、ようやく電装部品の取付け(交換)に掛かる。

では交換するパーツを写真で紹介・・・なのだがっ!・・・テンパッてて全然写真撮ってません。

まぁこれ見て、もし12V化する人がいたとしても、ある程度のスキルと情報収集能力がなきゃ無理でしょうから、写真は必要ないでしょう。では簡単に文章で・・・。

@12Vバックプレート(ステーター)
Aレギュレーター(三端子)
BCDI
C12V用ウインカーリレー
DP用リアブレーキスイッチ
E12Vの灯火部品(ヘッドライト球・テール球・ブレーキ球・ウインカー球)
F追加する配線(好きな色)+保護チューブ
G接続端子(ギボシ)
HCDI用のフライホイール(私はHPフライを使用)
I12Vホーン

私は@〜Cは台湾12Vエンジンの電装を利用しました。12V化するには別々に揃えるより、台湾エンジン丸ごと入手しちゃうほうが効率いいです。クロスミッションも付いてるしね。

今回の作業にあたり、大阪の友人より50Sのお手軽12V化配線図をいただいた。ご本人はすでにその方法で12V化しており、実績としては十分。ただし、正常に動作するまでかなり試行錯誤されたらしい。

その方が「ライフさんは失敗しないように」とご好意で送ってくれた配線図。が出るほどありがたい。

これがなければ電気音痴の私は絶対12V化なんて無理でした。ご本人に許可をいただきPDFで配布します。


50S 12V化配線図


注意:次章に配線図についての補足説明があります。


その他の補足
としていくつか。

新規配線のレギュレーターからハンドルスイッチ・ウインカーリレーからブレーキスイッチ・ブレーキスイッチからブレーキ球の配線は、アクセルワイヤーのアウター交換の際に配線しておきました。方法はコチラ

針金使って通線することも可能ですが、上の方法が一番お手軽ではないかと。

      

レギュレーターはタンク下のこの辺
に取付け。

タンクと干渉しない位置に穴あけして
ボディーに固定。

あとアース線を取り付ける場所は
ボディの塗装をしっかり剥がした。

     

途中で台湾CDIの取り付けが
面倒になった。

そこでCDIとHTコイルが一体に
なったPK用のパーツを取り付け。

これだと火花は弱くなるらしいので、
いずれ台湾CDIを取付ける予定。

     

各配線はこのようなギボシ(丸・平)
を使って接続。

純正部品はほとんど平ギボシ
が使われてます。

区別するため、分岐配線の接続に
丸ギボシを使用

写真はレギュレーター〜ウインカー
配線への接続部分。

     

配線がグチャグチャでしかも邪魔。

なので100均で売ってるケーブルフック
を使ってボディに沿わせて固定。

まだやってませんけど・・・。


あとレギュレーター、CDIのアースがしっかり機能している事を確認してからエンジンをかける。そうしないと電球が切れるらしいです。

それとライトスイッチが逆勝手になります。使用上何ら問題はないんで、私はそのままです。

以上。こんなところでしょうか。

慣れた人なら2時間程度らしいです。私は先行配管を済ませてましたが、レギュレーター取付けのための穴あけが、電動ドリルが入らず苦労し、リューターで穴あけしたりと、結局6時間かかりました・・・。

でも、これらの苦労は結果がすべて拭い去ってくれました。そのインプレは次章で。

それにしても会ったこともない私(ベスパミーティングでお会いできました)に配線図を作って送ってくれた、大阪の友人に心から感謝です。本当にありがとうございました。


 

  


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